酒井家と同じように庄内の発展に寄与した家。
さて、酒井家と同様に鶴岡を発展させた家がある。
その家が保存されている家を訪れることにする。
↑丙申堂・薬医門。
やって来たのは、旧風間家住宅・丙申堂で、毎年4月10日〜11月30日に開いているという珍しい場所である。
中へ入り、入場料を支払い、まずは通りを歩き、ガイドさんの案内でDVDを見ることに。
ここで風間家の歴史を紐解くと風間家の祖先は、越後にあり武士から商人になり、村上・酒田を経て、鶴岡には18世紀後半に移住したと伝えられているそうである。
鶴岡の地で風間家は、藩の御用商人として呉服商人として商いを行い、幕末には鶴岡一の豪商になった。
明治に入ると貸金業に転じ、酒田の本間家(この後訪ねることになる)に次ぐ大地主になった。
↑荘内銀行の本店。
上の写真の荘内銀行は、本間家が作った銀行で現在は鶴岡市と酒田市の指定金融機関になっている。
家の広さから如何に本間家が繁栄していたかが伺い知れる。