いっちゃんのリュックサックを背負って

このブログは私が日本全国をリュックサックを背負って、見たこと、感じたことをありのままに書いています。どんな旅をしているか楽しみながら読んでください!

田辺城跡の史料館。

階段を歩いて上部に上がると田辺城跡の資料館の入り口に到着した。


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↑田辺城跡史料館。

 

ここには、田辺城や当時の舞鶴の様子などが史料として展示されている。

 

入口付近にあるマンホールもなかなかのもの。


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↑田辺城跡をモチーフにしている。

 

ちなみに東舞鶴の赤レンガ付近で見かけたマンホール。


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↑赤レンガをモチーフにしたマンホール。

 

中に入ると田辺城のことや細川幽斎についての展示がされていた。


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↑江戸時代当時の舞鶴の様子の模型。

 

実際に兜を被ることもできる。


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↑牧野家の家紋入り兜。(三菱のマークにもちょっと似ていますね)

 

田辺城跡の近くを歩いていると・・・。


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舞鶴を統治した3人の家紋。(左から細川家、京極家、牧野家)

 

さらに、


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↑田辺城跡の復元図。

 

まさに、田辺城跡だらけのエリアである。

では、地図だと西舞鶴駅まで歩いていける距離なので歩くことにしよう。

舞鶴も一粒で二度美味しい街。

舞鶴の海から西舞鶴に入ると内陸に入る。

 

西舞鶴駅前の近くに大河ドラマ、「麒麟がゆく」に関係する場所があるということで行くことに。


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↑田辺城跡の入り口。

 

田辺城跡は、1579年一色氏を滅ぼし、織田信長から丹後の土地を細川藤孝が田辺城を作り、別名舞鶴城ともいう。

 

では、中に入ってみる。


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↑石垣の跡もくっきり。

 

舞鶴線も近くにあるので、列車の行き交う音が響く。


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細川幽斎心種園碑。

 

田辺城跡にある庭園は、細川幽斎ゆかりの庭園で幽斎が歌った和歌からつけられた。


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↑中を歩いているだけでも広いのがよくわかる。


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↑井戸の跡も再現。

 

そして、正面玄関の高いところにも見所があるとのことなので行ってみることにしよう。

艦船が見えてきた。

赤レンガ地帯を過ぎると再び舞鶴湾が見えてきた。

 

そして・・・。


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海上自衛隊の艦船が停泊中。

 

冷たい北風の中、艦船が停泊が止まっていた。

 

歩道橋から眺めて、降りてフェンス沿いを歩いていると、「土日祝は近くから見ることができますよ」と書いてある。

 

コロナウイルスでザワザワしているけれど、ダメ元で行ってみるかと正門まで近づいていくと案の定かな・・・。


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↑見学中止のお知らせが。

 

行った当時(2020年2月23日)はイベントや施設の自粛の依頼はなかったのだが、でもコロナウイルス対策にもなっていたのかもしれない、仕方ないなと感じて、次のバスが来るまで歩道橋の上から艦船の大きさを感じて、スマホを横にしても入りきれないサイズの写真を撮影することに。

 

さて、ここからどうしようか。

ちょうど、時計は正午を過ぎている。

この辺りでうろうろするよりも西舞鶴エリアへ行ったほうが早いかもしれないと感じた私は、循環バスに乗り、西舞鶴方面へ向かった。

 

舞鶴赤レンガ博物館。


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舞鶴赤レンガ博物館の外観。

 

ここは、舞鶴赤レンガ博物館と言って、赤レンガについて様々な展示がされている。

 

外には世界の赤レンガの数々が並べられている。


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↑あんな赤レンガや・・・。


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↑こんな赤レンガも・・・。

 

なぜ、舞鶴と赤レンガなのか?

パンフレットなどを見ると、舞鶴には前回紹介した建物のような倉庫や工場など海軍関係の施設を中心に、要塞や鉄道施設、全国に4つしかないホフマン窯など、数や用途が多い点で舞鶴は日本有数の赤レンガの街だという。


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↑館内にあるホフマン窯の再現された場所。

 

レンガの起源は約1万年前に古代文明(エジプト、メソポタミア、インダス、中国)から使い始めたとされている。

 

館内は赤レンガの歴史や日本のレンガの歴史やレンガの作り方、歴史の証言者(原爆ドームアウシュビッツなど)としてのレンガが展示されている。

 

ここに来て見るだけでも、レンガがただの建築物だけではなく、たくさんの歴史を見てきて深味を増してきたんだなと感じるようになるかもしれない。

 

レンガ博物館を見た後、私は気になるおみやげ(後で開けました)を買い、バスまで時間が開いていたのでしばらく歩くことにした。

赤レンガがいっぱい!

京都交通の路線バスで移動する場合は西舞鶴駅東舞鶴駅の循環バスが便利。

 

特に東舞鶴駅からだと左回り、西舞鶴駅からだと右回りルートが観光スポットにたどり着きやすい。

 

私は東舞鶴駅からの左回りの循環バスに乗車。

 

舞鶴の市街地を抜けたところに舞鶴市役所の最寄りバス停、市役所前がある。

 

その近くには・・・。


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↑赤レンガの建物がいっぱい。

 

ここは、舞鶴赤レンガパークと言い、昔、舞鶴は旧海軍の要衝であり、武器倉庫などに使われていたが、整備されて今は博物館(後で触れます)、イベントホールやレストランなどにリニューアルされている。

 

赤レンガパークを抜けるとやや北風が強かったが穏やかな日本海が広がっていた。


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↑穏やかな東舞鶴日本海

 

そんな中、目的地の赤レンガ博物館は・・・。


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↑赤レンガ博物館の外観。

 

ありました、ありました。

なぜ赤レンガと舞鶴なのか学んでみることにしよう。

 

海の見える街、東舞鶴。

再び東舞鶴駅に舞い戻ってきた、時刻は午前9時半。


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↑JR東舞鶴駅の東口。

 

東舞鶴駅は西口では、大阪・京都・神戸方面からの高速バスと路線バスがひっきりなしに、東口では、平和堂(スーパーマーケット)やドラッグストアなどの住宅地に別れていた。

 

まずは、一日乗車券を買いに京都交通の窓口へ。

東舞鶴駅の案内所はケーズデンキの1階の入口付近にある、そこで舞鶴市内の路線バスが一日乗れる切符を購入。


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↑反対向きになったが一日乗車券とパンフレット。

 

今回は、舞鶴かまぼこ手形(税込1300円)は舞鶴かまぼこで使われている板が使われていて、京都交通の路線バスが一日乗り放題。

 

一日乗車券はペンダント型なので首にかけておくと降りる際に見せるだけなので、ポケットからいちいち出さなくていい優れものである。

 

という訳で、私は地図を見ながら、まずは赤レンガが並んでいる舞鶴市役所付近に向かうことにした。

 

 

「まつおでら」とは読まないでください。

午前9時2分、お目当ての駅、「松尾寺」駅に到着。


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↑「まつのおでら」駅の駅名標

 

「まつおでら」とは読まず、「まつのおでら」と読む。

 

ここから、駅名となった松尾寺までは1時間かかるので駅を探険することにした。

 

松尾寺駅京都府で唯一、JR西日本金沢支社の管轄の駅である。

 

駅名標の下の部分は、福知山支社のラインカラーではなく、金沢支社のブルーになっている。


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↑金沢支社と書かれている案内類2枚。

 

駅舎もなかなかの作りである。


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↑改札口。


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↑有人駅であった名残のもの。


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↑松尾寺の駅舎。

 

松尾寺は周辺の皆さんが清掃や管理されている無人駅になっている。

 

ホームは駅舎から一段上になっている。


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松尾寺駅のホーム。

 

ホームには雪掻き用の機械が設置されているが、今年は暖冬の影響であまり出番がなかったやろなぁと感じた。

 

ふと周りを見ると、何故か知らないがアーティストの人たち何やろか、写真撮影をしていた。

 

待つこと約25分、東舞鶴行きの電車が到着。

名残惜しいけど、松尾寺駅とはお別れ。

再び、東舞鶴駅へ戻ることにした。