近鉄伊勢中川駅の6番のりば。
伊勢中川駅は地下の通路を通って各方面のホームへ向かうんだけど・・・。
↑伊勢中川駅の改札口。
↑6番のりばへ行ける階段。
正面改札口から入って歩いてすぐのところに名張方面の普通電車が発着する6番のりばがある。
階段を上がってホームを見ると他の1番のりばから5番のりばまでは一体化しているのに6番のりばだけ何故か・・・。
ポツーン。
この時点でローカル線の雰囲気満点ですね。
ダイヤはどうなっているのか。
日中は、特急以外だと急行と普通の2種類。
急行(伊勢中川駅と榊原温泉口駅から名張駅までの各駅)が1本。
普通電車は名張行きが1本。
東青山行き(急行が通過する川合高岡、大三、伊勢石橋各駅のフォローする電車)が1本となっている。
青山町駅から名張駅までの間は大阪上本町駅行きがあるので本数は増えるんですけどね。
↑行き先表示器は最新式。
そうこうしていると名張方面からやって来た普通電車の名張行きが2両編成で静かに入線して来ましたよ。
↑折り返しになる普通・名張行き。
↑車内はオールロングシート。
午前8時23分、扉が閉まり電車は静かに伊勢中川駅を出発して今日の旅が始まった。
今回の旅のスタート。
2019年8月16日、金曜日。
夏休みも終盤戦。
近鉄の名古屋線(津・四日市・名古屋方面)、大阪線(名張・奈良・大阪方面)、山田線(松阪・伊勢・鳥羽志摩方面)が交わる伊勢中川駅にやって来ました。
前日の台風の影響で場合によっては夏休みの旅を中止しようかなと思ってたんですが、天気も回復して、近鉄は動いてくれたことで伊勢中川駅に来れました。
さぁ、今日は伊勢中川駅から何をするかと言うと・・・。
↑近鉄週末フリーパス。(税込4100円)
写真にある「近鉄週末フリーパス」(金・土・日または土・日・月の3日間乗り放題)を使って近鉄をじっくり乗り潰してみたいと思います。
今回は、
近鉄大阪線の「伊勢中川~名張」の間を一日旅したいと思います。
近鉄大阪線は特急街道と呼ばれるくらい様々な特急が走っているけど、今回は普通電車に乗って日常を観察しながら楽しみたいと思います。
では、出発進行!
ついに京都に到着。
最後の乗車場所の大山パーキングエリアを過ぎると雨が降り始め、雨脚は強くなる一方。
蒜山高原付近は何も見えない状態。
↑雨脚の強い状態で岡山県へ。
こうして岡山県内は、雨が降り続く中、米子自動車道から中国自動車道を走行。
兵庫県に入った午後6時過ぎにようやく雨が上がり、夕焼け空を見ながら、午後6時30分ごろ、休憩場所の加西サービスエリアに到着。
自販機でコーヒーを買い、背筋を伸ばしながら、お約束の高速バスを撮影する。
↑京阪バスの正面。
↑京阪バスの後ろ。
渋滞もあるかなとも思ったけど、大きな渋滞もなく定刻よりも早く名神高槻、名神大山崎のバス停を経由して夜8時過ぎに京都南インターを降りて京都市内へ、京都市内も渋滞のピークを過ぎたのか道路も静かで順調に京都駅正面(烏丸口)のバス停に到着した。
↑京都駅に到着。
↑京都タワーがお出迎え。
というわけで今回は松江から美保関の旅をしました。
松江では文化に触れながら御茶や足湯を体験したり、地蔵崎から日本海の絶景を体験したり中身の濃い旅でした。
まだ掘れば掘るほど色んな魅力が見つかりそうなのでまた尋ねたいです。
さっ、次はどこへ行きますか。
次回もお楽しみに。
京都へ戻るぞ!
京都へ向かう高速バスは米子駅バスターミナルである。
↑京都行きは9番のりばから発車する。
米子からは京都を始め大阪、東京、岡山へ向けてひっきり無しに出発していく。
午後4時10分ごろ、白に赤の帯をまとったバスが到着する。
↑米子エクスプレス京都号(京阪バス便)。
改札を済ませて、車内へ。
↑スタンダードなシート。(コンセントなし)
今日は満席とのことで米子駅でほとんど埋まり、定刻通りの午後4時20分、米子駅を出発した。
↑バスから見る米子市内の車窓。
米子エクスプレス京都号は1日4往復。
日本交通が2往復、西日本JRバスが1往復、京阪バスは1往復である。
京阪バスは京都からの1便目と米子からの最終便(4便目)を担当している。
バスは山陰道から米子道へ入ると大山は曇っていて怪しい灰色の雲が垂れ込めていた。
↑灰色の雲で大山のてっぺんは見えず。
大山パーキングエリアのバス停で乗客を拾い、満席の状態で一路名神高槻へ向かう。
境港から再び境線へ。
境港に帰ってきました。
ここから再び境線に乗って米子へ戻ります。
↑境港駅前にある水木しげるさんがマンガを作成しているモニュメント。
中へ入ると・・・。
↑ゲゲゲの鬼太郎たちがイラストされているベンチ。
中も鬼太郎仕様になっている。
そして、境線もICカードが使えるのでタッチしてホームへ。
↑後ろは猫娘。
↑正面は目玉親父編成。
14時23分、列車は定刻通り米子へ向けて出発。
あっ、そうそう・・・。
さっき、美保関で買ってきたどじょう掬いまんじゅうを開けてみよう。
↑いちご味のどじょう掬いまんじゅう。
↑どじょう掬いまんじゅうの外観。
味は、しろあんにほんのりイチゴの味が混ざって美味しい、美味しい。
他にも通常のしろあんの他にもチョコや梨のバージョンもあるので山陰に来た際にはお試しあれ。
米子に近づくにつれ、雨が降りだし激しさを増す中、列車は米子駅の0番ホームに到着。
ここで、今回の旅のミッションは全て達成。
ここから京都行きの高速バスに帰ることにしよう。
ゑびすライナーについて。
さて、ここで再三触れているゑびすライナーについて触れておきたい。
↑ゑびすライナー。
ゑびすライナーとは、3月から11月末までの主に土曜・日曜・祝日を中心に米子鬼太郎空港・境港〜美保関・美保関灯台を3往復している。
運賃は米子鬼太郎空港から美保関灯台までが800円、境港から美保関灯台までが600円、美保神社(美保関の町はここでの下車が便利)から美保関灯台までが300円である。
↑ゑびすライナーの側面。
オススメルートは境港駅からゑびすライナーに乗車して美保関灯台の絶景を満喫して、折り返しのゑびすライナーで美保神社まで乗車して美保関の町を散策するのが良いのかもしれない。
美保関の町を散策した後は次のゑびすライナーで境港駅に戻るもよし、コミュニティバスで美保関バスターミナルまで行き、美保関バスターミナルから一畑バスで松江に向かうもよし。
↑これは夫婦岩かな?
じつは美保関の夫婦岩は男女岩と書く。
形から子宝に恵まれるとの話から縁結びの名所にもなっている。
こうして、美保関の絶景と町を満喫した私は境港駅に戻っていったのである。
出雲国風土記にも出ている。
↑出雲国風土記登場の碑。
さて、美保関灯台には歴史に関係するものが結構ある。
写真にもある出雲国風土記がそれである。
「出雲国風土記」って何か。
出雲国風土記とは、713年に日本各地の特産物や土地の様子、地名の由来、伝承などを記録し、まとめたのが風土記で、733年に完成した出雲国風土記は、ほぼ完全な形で現存する唯一の風土記である。
美保関、地蔵崎は島根郡の部分で登場していて、風土記では、国引き神話で地蔵崎は「三穂の埼」と呼ばれ、大国主命(おおくにのみこと)が「高志の都都の三埼」を切り取って引いてきたとされている。
「高志の都都の三埼」は能登半島の珠洲岬を指していて、山陰と北陸の交流が盛んであったとされているという。
そして、美保関は古くから海上交通の要所になっていたという。
↑「出雲国風土記」に記されていた島根郡。
そして、美保関灯台には俳人の高浜虚子や与謝野鉄幹・晶子夫妻も訪れていて文学の面においても愛されていたことが窺い知ることが出来る。