三ヶ日宿を歩いてみる。
フリーきっぷについていたパンフレットを見ると、三ヶ日駅のスポットというのは東名高速を跨いでかなり広い範囲になっている。
そして、郵便局の近くに昔、三ヶ日の街が宿場町だったことを示すモニュメントが。
↑三ヶ日宿を示すモニュメント。
三ヶ日宿が属していた姫街道とは、東海道の御油宿(愛知県豊川市)から見附宿(静岡県磐田市)にかけての道で、江戸時代の後期に厳しい東海道の通行を避けるために(特に女性にとっては「入り鉄砲に出女」と言われるくらい厳しい取り調べが関所で行われていたという)、比較的手薄なこの道をよく女性が通っていたことから姫街道という名がついたとされている。
また、東海道が地震や自然災害で通れなかった時の迂回路になっていた。
そのモニュメントから坂道を北の方向へ歩いていくと、真っ赤な門が見えてきた。
↑金剛寺の入り口。
入ってみると横に保育園があった。
ここは、金剛寺と言い749年に行基菩薩により開創され、浜名湖新四国八十八ヶ所一番札所にもなっている。
↑立派な山門。
山門にこれまた立派な布袋様の像が安置されている。
↑ふくよかな笑顔で、また今にでも動き出しそうな表情をしている布袋様。
↑本堂もまたまたご立派です。
時計を見るとまだまだ10時30分、もう一ヶ所くらい行けそうだなと感じた私は更に北へ向けて行くことにした。