松江の夕陽で締めくくる。
夕方6時過ぎ、松江駅。
これから松江レイクラインの夕陽便の発車時間である。
この日の日の入り時刻は19時16分、夕陽指数は100だそうである。
私はバスに乗り、元来た道を再びたどっていく。
県立美術館を出ると再び宍道湖がまる見えになり、夕陽の観賞場所とされる夕日公園前で下車。
夕日公園は反対車線にあるため、バス停から地下歩道を通って、夕日公園に向かう。
時刻は午後7時5分、夕日公園の宍道湖のほとりまで近づき沈みゆく太陽を観賞した。
↑まさに沈もうしている太陽と嫁ヶ島。
宍道湖も穏やかである。
↑夕日と一緒にたたずむ仏像。
この仏像は袖師地蔵と言い、嫁ヶ島沖は昔難所であって通過するたびに遭難し、水難者を供養するために建てられたという。
袖師地蔵の隣に建てられたのは石灰地蔵で、江戸時代末期に雲南市大東町在住の人によって建てられたもので宍道湖で採れるしじみ貝から石灰を作る所の横にあったので名付けらられたという。
奥にあるのは嫁ヶ島といい、宍道湖に浮かぶ唯一の島で東西に長く平らな形をしている。
私の足元にはしじみの貝殻がいっぱい流れついていた。
こうして、松江での一日はここで終了、今夜の宿泊地の米子へ向かうのであった。