えきそばを食べて、明石へ。
午後1時30分、JR神戸線の明石・三ノ宮方面のホーム。
ここで姫路に来たら一度は食べておきたいものがある、ということで入ったのが「えきそば」。
↑「えきそば」の店の外観。
「何だ、ただの立ち食いそばじゃないか」と思った人も多いかもしれないが、天ぷらそばを注文すると出てくるのが・・・。
↑これが姫路駅の天ぷらそば。
普通の天ぷらそばと違うところはないですか?
そう、普通のそばではなく、中華めんを使っているのが特徴である。
なぜ、このようなえきそばが生まれたかというと、ホームページで調べてみたら、
終戦後、小麦粉が手に入らず、試行錯誤の結果、かんすいが入った中華めんに和風だしの組み合わせの「えきそば」が完成、昭和24年10月19日に立ち売りで始めた。
とされている。
味は、食べごたえが中華そばとだしがしっかりでている汁がよーく合っている。
私がひと言も発することもなく夢中に食べてしまった。
食べ終わった後、新快速に乗って明石へ向かった。
姫路市営バスも偲ぶ。
この展示室には、もう一つ姫路市営バスの展示もあった。
姫路市営バスは、2010年3月末で姫路市内でバス事業と定期観光バスを行っていた。
↑最後に掲げられていたと思われるステッカー。
↑実際に使われていた方向幕、運が良ければ動くこともあるという。
↑白鷺がモチーフになった定期観光バスの旗。
↑バスガイドさんが使用されていた制服。
全てを見終わって、改めて手柄駅から姫路駅に戻る時に、モノレールの高架をじっくり見た。
↑モノレールの高架。
モノレールの高架を見ると、将来は日本海まで結ぼうという計画もあったそうで、日本海は無理でも姫路駅から山陽電車の飾磨駅までは作れたんじゃないか。
真ん中に市役所前という駅を作ればとも思った。
電車は再び山陽姫路駅に到着。
↑洗浄してもらい、普通・須磨行きになって出発する。
ここから私は明石方面に向けて、JR神戸線で出発することになる。
ご存知ですか? 姫路モノレール。
本場で食べる御座候。
山陽姫路駅の改札口に入ると、
↑1・2番のりばは、普通車(普通電車とは言わない)。
↑3・4番のりばは直通特急。
↑まさに発車しようとしている山陽車両の直通特急。
今回乗るのは、普通車・阪急三宮行き。
↑阪急三宮行きの普通車。
ここでJR姫路駅の構内で買ってきたものを開ける。
↑JR姫路駅構内で買ってきた御座候(赤あん入り、1個85円)
御座候は色んな場所で売られているが、本場は姫路である。
姫路駅の構内では、前のご婦人が20個近く買っていくのを見た時はびっくりした。
「つぶあん」とは言わず、赤あんというのは発見である。
味は甘すぎず、小豆の素材を生かした適度な甘さで美味しい、美味しい。
甘いもの好きの私にはたまらない味であった。
3両編成の普通車は、静かに扉が閉まり、南の方向へ。高架を下って目的地の最寄り駅、手柄駅に向かうのである。
時は再び現実世界へ。
時刻は午前11時半。
小京都の街並みがあまりにもゆっくり感じていたので、本竜野駅に戻ると急にいつもの時の流れに戻っていくのを感じた。
↑「赤トンボ」にまつわる銅像2連発。
そして、関西限定のBoos・関西限定の缶コーヒーを飲む。
↑とろけるカフェオレの缶コーヒー。
↑姫路方面に設置されているモニュメント。
改札に入り姫路方面のホームに向かうと写真のモニュメントがあった。
横にある説明を読むと1931年に開業した本竜野駅ですが、跨線橋の柱には、IGR TAKATORI WORI 1912と刻まれています。IGRとは帝国政府の鉄道という意味である。
1912年に神戸の鷹取辺りで使われていたのだろうか。
そうこうしていると、
播磨新宮方面から列車が到着。
↑姫路行き列車。
午前11時46分、列車はエンジンを唸らせながら姫路へ向けて出発する。