六角灯台と千石船
歩いて行くと大きな灯台が現れた。
↑青空に映える六角灯台。
これは、明治28(1895)年宮野浦で使われていた様式木造六角灯台で昭和33年に今の灯台が完成するまで使用されていた。
光は、始めは石油ランプ、大正に入りアセチレン、昭和に入り電気により点灯していたという。
また木造灯台としては最古のものとされている。
↑千石船(北前船)の模型。
次にやって来たのは千石船の模型。
実物の2分の1に縮尺して再現したものだそうである。
写真では風が強くて帆は張られてなかったが、風が穏やかな時には白い帆が張られるという。
↑奥には貨物専用の酒田港駅が見える。
ここまで来るといよいよ酒田の街歩きも終盤に差しかかる。
↑安種亭令道宅跡を示す標柱。
再び、中心部に戻るために歩いていると安種亭令道宅跡を示す標柱が。
安種亭令道こと寺島彦助は酒田湊の浦役人で幕府米の管理にあたりながら、俳人としていたそうである。
私は相変わらずの強風の中、最後の目的地の山居倉庫へ向かうことにした。