私の夏休み珍道中~パートⅧ
午後1時過ぎ、私は水戸駅北口近くの官庁街に到着した。
ここは、小学校や警察本部、県庁の関係施設が立ち並んでいて、近くには新聞社の水戸支局があって、水戸のみならず茨城県の中心地だなと感じることができた。
その中でも、気になった写真をいくつか。
↑低区排水搭
水戸市の水道供給の基礎となった低区排水搭。
武道会場として使われている水戸東武館、後で調べると剣道部、弓道部、居合道部の練習や試合が行われているそうである。
そして、更に歩くこと5分。
目的地の弘道館に着いたのである。
↑弘道館の入り口
弘道館は1841(天保12)年に徳川斉昭が作った藩校(今でいう大学)である。
↑正庁・至善堂
弘道館では、学問と武芸の両方が重視されて、それぞれの分野でたくさんの事が教えられていたそうである。
あと「神儒一致」、「考孝一致」、「文武一致」、「学問事業一致」、「治教一致」の方針もあったという。
ここまで見ていくと水戸は学問・文化でかなり発展してきたことがわかった。
パンフレットに水戸市は実際に「日本遺産」に3年前の4月に指定されていて、近代日本の教育遺産群〜学ぶ心・礼節の本源と書かれていた。
私は先端技術の教育と今までのご先祖様たちが作った教育が融合することが日本教育の復活の鍵になるのかなと感じた。
ご先祖様たちが作った教育というのは、私にとっては基礎なんだな、そして今盛んなIT教育は発展というのが私の教育の関係なのかなとも感じた。
時間を見れば午後3時過ぎ、水戸歩きもこんな時間になってしまった。
私は、そそくさと水戸駅の南口に歩を進めた。
私の夏休み珍道中〜パートⅨに続く・・・。