京福バスとえち鉄で福井直感旅~パートⅠ
2017年2月4日。
私は、名鉄バスセンターの3階、6番のりばに立っていた。
先月、東尋坊がフッと頭が浮かんできたので、福井に行くことにした。
写真は福井駅東口に停車している、お世話になった福井鉄道バス。
車体は、青と白をベースに金色でFUKUTETSUと描かれていて、福井県の花の水仙のイラストが描かれている。
乗って座って運転席を見ると、
「日々、自動車教習卒業試験に、合格する気持ちを持って、運行に努める」
という安全宣言が掲げられていた。
出発の名鉄バスセンターでは、1割から2割くらい埋まった状態で出発。
名鉄バスセンターを出ると名鉄レジャックのビルを曲がり、太閤通りを通って、JR名古屋駅の新幹線口乗り場に到着。
ここで、たくさんの乗車があり、あっという間にほぼ満席の状態で出発。チラッと新幹線ホームを見ると、ひっきりなしにN700系や700系が西へ東へ到着したり、出発していくのを見た。
バスは、市内から国道22号線に入り、もう一つの乗車用のバス停、名神一宮に向けて北上する。
上には、名古屋高速道路の清洲線と一宮線が、国道と並行するように伸びていた。道は土曜日で、行楽地へ行く車とお仕事の車とが半々ぐらいであった。
名神高速道路の一宮インターの手前で名神一宮のバス停に到着。しかし、乗る人はおらず、運転手さんは、乗っている人の人数確認、そして無線連絡を行い、いよいよ高速道路に入る。
名神高速に入ったバスは、まず伊吹山に向かって西へ進む。木曽川を越えて岐阜県に入ると東海道新幹線と並び、岐阜羽島インターで別れ、濃尾平野を進み、長良川、揖斐川を越えて、養老サービスエリアを過ぎるといよいよ山の中。上り坂とカーブが続く。関ヶ原インターを過ぎて、関ヶ原トンネルを通ると滋賀県に達した。
「東京から400キロ」というキロポストを見て、バスは米原ジャンクションで名神高速に別れを告げ左車線に入り、カーブをしながら坂を下り北に進路を変えて北陸自動車道に入った。
米原市から長浜市に入ると、遠くではあるが長浜の市街地と琵琶湖を見ることが出来た。バスは何ら渋滞に巻き込まれることなく、長浜を抜けると残雪を見ながら北上、木之本インターを抜けて、山を上がろうとしたところで賤ヶ岳サービスエリアに到着。
賤ヶ岳サービスエリアの下り線(金沢・富山方面)は山小屋風の建物で、山小屋食堂と山小屋マルシェで構成されている。
私は山小屋マルシェでつまみ食い出来るのはないかと探していると、
「湖西・高島名物 匠の洋ドラ」(1個211円)
を見つけ2つ購入した。
バスの写真も撮ろうかなと思ったが、土曜日で車やバスの往来も多く、自重してバスの車内に戻る。
バスがサービスエリアを出てから、洋ドラをお茶と一緒にいただく。
まずは、「生クリームと生チョコ」味は、程よい甘さでクリームの中にある板チョコが良いアクセントになっている。
もう一つは「フレッシュバターと粒あん」も和風と洋風バランスが良いなぁと思った。
カーブやトンネルを通過して舞鶴若狭自動車道の分岐点を越えると敦賀インター(バスストップ)に到着。
市街地とインターはかけ離れている。
1人だけ降りて、再び北陸自動車道に入る。
しばらくすると杉津パーキングエリアからは一瞬日本海を見ることが出来た。
平野部に入ると再び雪はなくなり、武生、鯖江に停車して、いよいよ終点の福井駅東口へ。
福井インターから郊外の道を通っていると縦型の信号機に遭遇。ここで、雪国の北陸にやって来たことを実感しながら、午前10時に福井駅東口に到着した。
北陸新幹線に向けての工事のための足場が組まれていて、ファッションビルがあるくらいで、「あっ、裏口だな」とすぐにわかった。
福井駅東口からは、名古屋行きだけではなく、大阪梅田行きや東京駅に向かう便もここから出発する。
私は、直感を信じて福井駅構内に向かうのであった。
次回、パートⅡに続く・・・・。