私が旅に興味を持ったきっかけ
初めて旅に興味を持ったのが、今から25年前の高校一年生の時だった。
私の通うことになった高校は隣町にあって、駅までは自転車で行き、近くの駐輪場に預けて、JR姫新線の気動車(ディーゼルカー)で行くのが通学パターンだった。
だいたい久世を午前7時55分に出ていた、当時の気動車は、姫路を午前4時53分に出発して、津山を経由して中国勝山に午前8時1分に到着するダイヤだった。(もちろん、今はこのダイヤは無いんですが)
いつも到着する気動車は赤い塗装のキハ40系の2両編成だった。
車内は、ワンマン仕様で運転席の前には、運賃表示器に運賃箱(利用していた時は、車掌さんが乗車していたので、袋がかけられていたんですが)、運賃表は姫新線の姫路から中国勝山までと播但線の姫路から和田山までの分が掲示されていた。
私がよく見ていたのは、中刷りの広告で近畿エリアのイベントの案内とか、神戸や姫路地区の会社の広告を眺めているのが一番の楽しみだった。
ちなみに帰りの気動車は、新見からの青の塗装をしたキハ47系の単行列車でワンマン運転でトイレつきで、一枚扉で入り口、出口辺りがロングで、あとは固定のクロスシートのいわゆるセミクロスシート。
しかし、岡山地区のイベントの中刷り広告はあんまり見た記憶がない。帰りで混雑して見れなかったか、学校の疲れで見ていなかったか。
そして、大学で大阪に出てきた時に新たな出会いが待ち構えていた。
挨拶変わりの文章、次回は大学時代に旅好きを決定づけた、関西本線と近鉄について書きたいと思います。