私の夏休み珍道中〜パートⅤ
中央本線に乗り継いで東京駅に着いた私は、ICカードにチャージを済ませて、ある券を買った。
↑東京駅の駅標
実は、私はグリーン車に乗ったことがなかったので、生まれて初めてグリーン車に乗るために東京駅の7番乗り場、上野東京ラインの常磐線乗り場にやってきたのだ。
お盆休みだけあって、新幹線や在来線はめちゃくちゃ混んでいる。
待つこと15分、品川方面から青いラインが入った電車が15両編成で入線。
うち2両(4号車と5号車)がグリーン車である。
↑今回座ったグリーン車
15時26分、水戸に向けて出発。(東京から取手までは快速電車として運転)
まずは、山手線と並走しながら上野駅へ向かう。
日暮里駅付近で改札が終わり、私は何も考えずにただ風景を楽しんだ。
都心から下町の住宅地に入り、三河島・南千住・そして都心の鉄道の要衝である北千住に停車して東に進路をとる。
ここから快速電車らしい走りをして荒川を越えて千葉県に入ると高度経済成長時代に作られたマンションを見かけるようになる。
快速電車は松戸・我孫子・天王台に停車する度に降りていく人たちが多くなる。
電車はあっという間に千葉県と茨城県の境目の利根川を越えて、茨城県の最初の停車駅、取手駅に到着。(16時13分)
電車は取手から水戸までは各駅停車に変わる。
取手を出発すると関東鉄道のディーゼルカーも水海道へ向けて北へ走り去っていくのを見た。
この日は涼しい風が吹いて、暑さも落ち着いて穏やかな田園地帯を走行する。
↑終点の水戸まで街と写真の田園地帯が交互に続く。
佐貫駅で特急電車の通過待ちをして、16時48分土浦に到着。
ここで15両編成の電車のうち、5両を切り離す。土浦からは10両編成に変わる。
土浦駅からはグリーン車に乗っているのは私だけになってしまい、ガランとしたグリーン車を撮ってみた。
午後5時を過ぎるとさすがの私も長距離移動で眠たくなってしまい、静かなグリーン車の車内で寝てしまい、気がついたら水戸駅の手前の赤塚駅だった。
私は降りる準備をして、17時48分、最終目的地の水戸に到着。
水戸は、常磐線・水戸線・水郡線と私鉄の鹿島臨海鉄道が集まるターミナル駅で活気に溢れていた。
↑水戸まで運んでくれたE531系(上野東京ライン・品川行きとして引き返す)
私は今日の目的達成したので、そそくさと今夜のホテルに向かうのであった。
私の夏休み珍道中パートⅥに続く・・・。