私の夏休み珍道中〜パートⅦ
偕楽園の後に訪ねたのは、偕楽園から近いところにある、茨城県立歴史館である。
入ってまず目に入ったのが、水海道市の水海道小学校本館である。
↑水海道小学校本館
1881(明治14)年に建築され、1921(大正10)年、校舎移転とともに移築され玄関部が改造された。
1958(昭和33)年、茨城県文化財に指定されて、1971(昭和46)年寄贈され、1973(昭和48)年に当初の姿に復元された。
次に見た建物は、旧水戸農高本館。
↑旧水戸農高本館
1899(明治32)年から1970(昭和45)年まであった茨城県立農業高等学校の建物を復元したものである。
公園のように広い歴史館の敷地にはセミがひっきりなしに「ミーン、ミーン」と鳴いていた。
そして、本館の中へ、この時は特別展、「見て学ぶ明治」と「幼児・女子教育の先覚者 豊田芙雄」が開催されていて、「見て学ぶ明治」で印象に残っていたのは、明治維新にあった「五ヶ条の御誓文」と合わせて発布された「五傍の掲示」の直筆の板が直接見ることが出来たこと。
後者では、今の幼稚園教育や女子教育を良くすることで日本の教育を発展させたいと思いがあったんやろなと感じとれた。
展示の後、高度経済のくらしで昔テレビで見た高度経済成長同時の車とか炊飯器、ダイヤル式の電話が展示されているのを見た。
気がつくとお昼、外へ出てバス停の時刻を見ると12時台のバスがないことがわかり、このまま待つのももったいないから最後の目的地、弘道館まで歩いていくことにした。
メインストリートの国道50号から一歩外れた道を時間をかけてゆっくり歩く、普段バタバタ歩いてばかりだから、知らない街をゆっくり歩くのも良いもんだと感じながら歩くこと約1時間。
最後の目的地弘道館にたどり着いたのであった。
私の夏休み珍道中パートⅧに続く・・・。