京福バスとえち鉄で福井直感旅~パートⅦ
福井駅の構内を急ぎながら、横断して、福井駅東口に着いたのが、午後5時45分。
ちょうど夕方のお迎えに来る車などで、慌ただしく流れていた。
そして、午後5時50分。名古屋行きの高速バスがぐるっと回って1番のりばに到着した。
バスは、お馴染みの名鉄バスである。チケットを見せて乗車。何回も座っている馴染みのシートでコンセントもしっかり完備されている。
名鉄バスの良いところは、高速バスのほとんどの路線にコンセントがついていることである。
スマホやタブレットを持つようになってから、高速バスの路線を見る時は、シートの内容を見るよりもコンセントの有無を見ることが多くなった。
コンセントが無い高速バスに乗ると、特に帰りは電池が切れないかと不安になることがある。
改札が終わって、福井駅東口から乗る人は、私を含めて7人。
おい、おい。福井行きはあれだけ混んでたのに、この落差は何だぁ。と思いながらも、後ろに人が乗ってないことを確認して、リクライニングシートを後ろに倒した。
そして、午後6時に静かにバスの扉が閉まり、再び約5キロ離れた、北陸道の福井インターへ向かう。
福井インターから福井市内の夜景を見ながら、
「忘れないから〜」
と、見たことがあるテレビ番組のセリフを呟いたのである。
そして、元来た道を再び南下して、鯖江、武生、敦賀のそれぞれのバス停に止まっていったが、乗ってきたのは一人だけで、ゆったりした状態で名古屋へ向かっていった。
賤ヶ岳サービスエリアの上り線のサービスエリアに到着。約10分の休憩の間にお茶とお土産を買う。選んだのは、福井名物「羽二重餅」を買う。包み紙を見ると、昔の福井市内の地図が描かれていて、現在の地図をイメージしてもあまり変わらないなぁ。福井市もお城を中心に発展してるんだなぁとしみじみ感じた。
その後、ウトウトしながら寝てしまい、気がついたら一宮インターを降りて一般道を走っていた。旅もいよいよラストスパート、こうして定刻より10分早い、午後8時45分に終点の名鉄バスセンターに到着して終了。
さっ、今日は福井を旅をしましたが、路面電車あり、鉄道遺産あり、由緒正しきお寺あり、素晴らしい旅でした。でも、やはりグルメがなかったですね。致し方ないんですが。
さぁ、次はどこへ行きますか。いっちゃんの気ままな旅、ごきげんよう!
まだ、時間があるから、名古屋駅でそばを食べるかな・・・・・。
京福バスとえち鉄で福井直感旅 完