いっちゃんのリュックサックを背負って

このブログは私が日本全国をリュックサックを背負って、見たこと、感じたことをありのままに書いています。どんな旅をしているか楽しみながら読んでください!

京福バスとえち鉄で福井直感旅~パートⅣ

バス停に向かうと下の写真のバスが停車していた。

 
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永平寺口駅に向かう京福のSYOINGバス

京福バスは、福井県出身の書家さんが書かれた一文字がラッピングされたバスが走っている。

私が初めて名古屋で見た時は、インパクトがあった。字をじっくり見ると字そのものに力強さを感じさせるものがある。また、車体の後ろには福井県の地形に、「福」が描かれていて、地形の広い部分に大きい「井」が描かれ、「井」の四角の隙間にも「福」が入っている。

ちなみに高速バスでは、

東京(バスタ新宿、東京駅)行きには黄色い車体に「夢」が、名古屋(名古屋駅名鉄バスセンター)行きには黄緑色に「光」が、京都・大阪(阪急三番街)行きにはピンクに「愛」がそれぞれ描かれている。

私は、おもむろにバスに乗り、永平寺口駅へ向かって戻来た道を戻っていった。一緒に乗ってきた夫婦と思われる方が子供さんの受験話や親戚の話をされているのを聞きながら、

永平寺に行ったことでスッキリと悩みが解決出来ますように」

と思わずにはいられなかった。

 

帰りも約15分ほどで、永平寺口駅前に到着。

永平寺口駅発、午後1時20分発の福井行きに乗って、三国芦原線の分岐点、福井口駅に向かった。この日、立春だったが、本当に暖かくて、私も福井口に向かう途中、ポカポカ陽気で居眠りをしてしまうほどだった。

 

20分ほどで福井口駅に到着。電車から降りた時、ちょうどJR北陸本線の高架に特急サンダーバードが通過していくのを見ることが出来た。 

そして、ホームで待つこと約3分ほどして、1番のりばに午後1時43分発の三国港行きが到着。車内は結構乗っていて、しばらくずっと立っていた。

 

電車はしばらく北へ走り、左へカーブして福井市内の昔ながらの住宅地を西へ向かって走行する。

まつもと町屋、西別院と止まって福井鉄道との接続駅の田原町駅に到着。福大前西福井駅から進路を北に変わり北上。

九頭竜川の鉄橋を越えると三国芦原線福井市内の最後の駅、鷲塚針原駅に着く。次の太郎丸駅から坂井市に入る。坂井市内はひたすらのどかな田園地帯が続く。

のどかということは、時の流れもゆっくりと流れているのを感じてか、私もまたまたウトウトし始める。

 

毎日、都市の生活だと時間に流されることが多いから、こうした時間っていうのは、生活の一部分として必要なんだよね。逆にのどかな場所に住んでいる人たちにとっては、刺激的な都市の生活に憧れていたりもするんです。私も両方経験しているので、よくわかるんです。これはもう、一人一人のフィーリングによるんですけどね。

 

電車は、西春江で反対電車の行き違い待ち以外は順調に進み、温泉旅館やホテルの建物が見えてくれば、坂井市からあわら市に入る。

ほどなく、芦原温泉の中心駅のあわら湯のまち駅に到着。

 

まだ午後2時過ぎなので、ホテルや旅館の送迎バスは無かった。ここから、アテンダントさんから東尋坊方面のバスの案内放送が流れてきた。

 

どうやら、この時間は三国港駅から便利だということがわかった。三国の町が近づくにつれ、遠くから日本海が見えてくる。

こうして、永平寺口駅から約1時間かけて、三国芦原線の終点、三国港駅に到着。

 
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三国芦原線の終点、三国港駅

 

ここからバス停がある反対側の向かおうと坂を上がって、ウロウロするも見つからない。

 

「困ったなぁ」と思いつつ、付近を探していると階段を発見。いとも簡単にバス停の道に出ることに成功した。

 

バス停の時刻を見ると、午後2時46分に来ることが分かり、ここで三国の青い海を一枚収めた。

 
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 ↑三国港の海です。地球の本来の海で、宇宙にもつながっている。

 

2月にしては、本来の日本海は波が高いと聞くが本当にこの日は穏やかだった。

 

そして、午後2時46分発の東尋坊行きに乗り、午後の目的地である東尋坊へ向かったのである。

 

次回、パートⅤに続く・・・・・。