いっちゃんのリュックサックを背負って

このブログは私が日本全国をリュックサックを背負って、見たこと、感じたことをありのままに書いています。どんな旅をしているか楽しみながら読んでください!

長野でひと足はやく年越しそば。

飯山駅を出発したキハ110系は、長野駅へ向けて雪を巻き上げながら進む。


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↑雪の中の千曲川

 

列車は行き違いを続けながら長野へ近づいていく。

日差しが再び届き始めると長野が近づく感じがする。

 

信濃浅野駅を電車の架線が見えてくる。

ここからは、しなの鉄道北しなの線を走る。(元JR東日本信越本線)

 

午後1時35分、長野駅飯山線ホームに到着。


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↑雪がいっぱいついていたキハ110系(長野駅にて)

 

ところで2018年も今日と明日。

早目に年越しそばを食べようと駅ビルに入った。

 

ふらっと入ったのは、長野駅ビル、「MIDORI 長野」2階にある「信州そば・ナカジマ会館」。

 

私は天玉そば(税込420円)を注文した。


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かき揚げが真ん中にドーン!ねきもたっぶり。

 

そばはスルスルと入りやすく、ダシもそのままも美味しいが卵を混ぜて食べるとまろやかで美味しい。

 

かき揚げもサクサクしていて、ダシを吸ってる部分もまた美味しい。

 

一つのどんぶり鉢で2つの味を楽しめる美味しいおそばでした。

 

このお店、2007年までは長野駅の構内で営業していたのだが、味を再現したいとのことで移転したそうである。

 

おそばで暖まって、長野駅の路線バスを観察すると、


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アルピコ交通

 


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長電バス

 

路線図を見ると長野駅を境に別れているようで、長野駅から南は観光地が多い地域をアルピコ交通、一方長野駅の駅から北、生活に密着している地域を長電バスが走っているように感じた。

 

時間を見るともう午後2時半。

次の池袋へ向かう準備をしなきゃと思いながら準備を進めていった。

もう「旅行」ではなく「探険」。

再び、湯田中駅から今度は普通電車で信州中野へ戻る。


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信州中野行き普通電車。(元・東京メトロ3000系)

 

雪は信州中野駅では上がっていて、うっすら日差しが届いていた。


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長電バス・木島経由飯山駅行き。


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↑見えづらいかもしれないがタイヤチェーンが巻かれている。

 


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飯山駅行きバスの後ろ姿。

 

1時間に1本の割合で出ていて、11時25分、私を含めた数人で信州中野駅を出発。

 

チェーンのジャリジャリの音を響かせながら、中野の市街地を走行。

 

しかし、飯山を越えるため山に近づくにつれ、一人降り、二人降り、農協前のバス停を過ぎた時は、乗っていたのは私一人になっていた。

 

運転手さん  「お客さん、どこまで?」

私    「飯山駅です」

運転手さん    「はーい」

 

降り続く雪の中を走行すること30分、一瞬周りは真っ白になり、ホワイトアウトかと思ったところで、長電の飯山営業所と車庫がある木島に到着。

 

しかし、私はここでミスを犯してしまった!

 

飯山営業所で休んでいた南海のバスの写真を撮り忘れてしまった。

 

でも、まぁいいか。

今度、実際に長野行きの夜行バスでリベンジしたい。

 

そして、千曲川を越えて飯山駅に到着。


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北陸新幹線の駅でもある飯山駅


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飯山線の改札口。

 

そして、改札口にこんなものが。


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飯山線の列車で実際に使われていたダルマストーブ。

 

改札からホームに降りて見ると雪を被ったキハ110系が出発を待っていた。


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↑出発を待つキハ110系。


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↑車内はこんな感じ。

 

列車は午後12時48分、静かに長野へ向けて出発した。

 

 

 

100円の特急券で湯田中へ!

再び、須坂駅の構内。

ホームからは、車庫を見ることが出来た。


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↑右奥に見えるが車庫。


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↑元・小田急ロマンスカーだった「ゆけむり」号がお休み中。

 


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↑奥にもお休み中の普通電車が。

 

長電の特急は、2タイプの特急があって、一つは「スノーモンキー」(元・成田エクスプレス)、もうひとつは、元・小田急ロマンスカーの「ゆけむり」。

 

果たしてどっちが来るか?

ちなみに特急は100円の特急券で乗ることができる。(券売機でも買うことができる)

 

さぁ、やって来ました。

到着したのは、「スノーモンキー」。

 

早速、車内に入ると・・・。


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↑「スノーモンキー」のシート。(全て自由席)


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↑「スノーモンキー」の車内。

 

年末年始で外国人の方が多く座っていた。

 

須坂駅を出発した特急は、雪の降り方や深さは増すばかり。


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↑長野と比べて空が暗くなってきた。


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湯田中に近づいてきました。

 

午前9時36分、湯田中駅に到着。


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湯田中駅に到着した、特急「スノーモンキー」。


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↑雪が降り続ける湯田中駅

 

周辺は、温泉ホテルや旅館、志賀高原方面の急行バス、足湯(開館前でした)が並んでいた。

 

湯田中駅周辺を歩いていると、「もっと北へ行こう」という声が聴こえてきたので更に北へ向かうべく、再び湯田中駅へ戻った。

元・長電の屋代線をたどる。

屋代駅の近くに目指すバスがあった。

 


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↑出発を待つ屋代線代替バス

 

長野電鉄屋代線は、1922年に開業し千曲市長野市の東部・須坂市の足として支えてきたが自家用車の普及などで乗客が現象し、2012年3月31日で廃止され、代替バスが走っている。

 


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しなの鉄道屋代駅との連絡橋があった。

 

バスの時刻表を見ると、もうすぐ午前7時25分に「松代」行きが出るではないか。

私は間髪入れずにバスに飛び乗った。

しかし、乗客は私1人だけだったようで、バスは静かに扉が閉まり出発した。

 

バスは、信越化学の工業地帯や住宅地を千曲川の南を沿いながら松代方面へ向かっていく。

 

そして、長野市に入ると進路を北に変えて、あっという間に松代駅に到着した。

 


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↑旧屋代線の中心駅の一つ、松代駅。

 

中にも入ることが出来た。

 


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↑線路はきれいに無くなり、駐車場として使われているようだ。

 

そして、次の乗り継ぎのバス、松代駅、午前8時5分発、須坂駅行きに乗り込む。

 

きめ細かく回りながら千曲川沿いを北上。

一部、駅をバスの待合室として使っているところもあった。

 


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↑旧・信濃川田駅。

 

 


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↑旧・綿内駅。

 

こうして、松代駅から1時間半、時間調整を行いながら須坂駅に到着した。

 

 

 

朝早くから気になってたところへ・・・。

翌日、2018年12月30日。

 

朝6時30分、ホテルを出て、歩いていた途端、油断してたのか滑ってコケる。(大爆笑)

 

皆さん、慣れ、不慣れ問わず、雪国の歩道はちょっとしたところでも凍結しているところがあるので気をつけてくださいね。(苦笑)

 

再び、長電・権堂駅からフリーパスを使い長野駅に戻り、JR線方面へ。


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↑長電・権堂駅。(長野電鉄の本社も権堂駅近くある。)


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↑JR長野駅・在来線の改札口。(しなの鉄道の案内も)

 

トップバッターの電車は・・・。

ん?

何だ、あれは・・・。

 


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↑快速仕様のE257系(普段なら「かいじ」や「あずさ」に使われている)

 

乗車券のみで乗れる快速・松本行きになっているではないか。(ただ、グリーン車はグリーン券が必要)

 

早速乗ってみる。

 


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↑車内はこんな感じ。

 

午前6時55分、長野駅を出発。

この電車で篠ノ井駅まで行きます。

 

長野駅を出発したE257系は、北陸新幹線(つい長野新幹線と言いたくなる)の高架の下を特急並みのスピードで走行。

 

あっという間、8分でしなの鉄道との分岐点、篠ノ井駅に到着。

 


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篠ノ井駅の駅標。

 

そして、しなの鉄道へ入る。

元・信越本線だけに複線でスイスイ走行。

あっという間に目的の屋代駅に到着。

 

 


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しなの鉄道115系

 


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しなの鉄道屋代駅

 

そして、私は今回の目標の路線バスへ向かったのである。

 

 

須坂まで長電沿線の日常に溶け込む

善光寺下駅を過ぎると次第に電車は地上へ上がっていく。

一つ一つの駅を見ると色んなものを売っていることに気がつく。


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↑本郷駅で販売されていたりんご。

 


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信濃吉田駅ではエリンギが売られている。(年末年始は販売休みの張り紙があった)


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柳原駅もエリンギが売られているようだ。

駅舎も昔ながらの建物で地域と溶け込んでいるなぁと感じた。

 


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桐原駅。(路地裏でこじんまりとした駅舎)

 


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朝陽駅。(長野駅から朝陽駅までが複線区間)

 


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↑雪国ならではの案内。(柳原駅)

 

駅を眺めているにつれ、雪の降り方が次第に強まる一方で時間もなくなってきたので、今日は須坂駅で打ち止めにした。

 


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↑夜の須坂駅

 


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↑駅構内、市場のように様々な品物がところ狭しと並んでいた。

 

 

 

 

 

 

牛に引かれて(?)ミニ善光寺参り

長野駅善光寺下駅までは、地下区間を走行する。 

 

長野大通りを走行すること5分。

電車は善光寺下駅に到着した。


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善光寺下駅の駅標。

 


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善光寺下駅の改札口。

 

善光寺は約700mとのこと、坂道を上がっていく。

車の往来もあって慎重に歩く。

駅から歩くこと約5分、道がアスファルトから石畳に変わった。

 

見上げてみると、善光寺の仁王門を見ることができた。

 


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善光寺の仁王門。

 

山道のお店を見ながら歩くと山門が見えてきた。

山門を潜るといよいよ本堂。


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善光寺の本堂。

 

善光寺もお正月の準備を終えて、お正月を待っているようにも見えた。

 

私は、焚かれていたお香の煙を頭にあててから、「一年無事に終わることが出来ました、ありがとうございます」と報告してお参りをする。

 

お正月に神社で初詣ならば、年末はお寺さんで詣で締めをすることもありだなと感じながら、再び善光寺下駅に向けて歩を進めた。