いっちゃんのリュックサックを背負って

このブログは私が日本全国をリュックサックを背負って、見たこと、感じたことをありのままに書いています。どんな旅をしているか楽しみながら読んでください!

私の夏休み珍道中〜パートⅨ

午後3時過ぎ、ファミリーマートでお買い物を済ませて水戸駅南口のバス停にやってきた。

いよいよ水戸ともお別れである。

午後3時45分、これから宇都宮へ向かう高速バスがやってきた。

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↑北関東ライナー・宇都宮行き(茨城交通担当便)

 


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↑北関東ライナーの車内・コンセント付き

 

予約はいらないので乗車の際、行き先を告げて、運転手さんに運賃を支払うことになっている。

 

私 「JR宇都宮駅まで」

運転手さん  「1550円です」

といった具合に。

 

精算を済ませて、席へ、当然コンセント付きなので写真撮影に大活躍だったスマホを充電させる。

結局、水戸駅南口は私を含めて4人で出発。

そして、水戸駅北口で親子連れを乗せて出発。

 

しかし、水戸市内の中心部・住宅地・郊外それぞれのバス停に到着しても誰も乗る人はいなくて結局、水戸駅からの乗客だけで常磐自動車道の水戸インターに入り、稲穂の田んぼを眺めながら、北関東自動車道に入っていく。

 

外は、雲がドンドン厚みを増していく。

栃木県内に入るとザーザー降りの雨。

午後5時過ぎ、宇都宮上三川インターに到着し、最初の降車のバス停「インターパーク」へ、私は「最初何だろう」と思ったら郊外の商業施設でスーパーや専門店、レストラン・銀行・車のディーラーが建ち並んでいて一つの街になっていた。

 

しかし、降りる人は誰もおらず、ひたすら国道を走り、午後5時半過ぎに宇都宮市内に入り、午後5時45分にJR宇都宮駅近くのバス停に停車した。

 


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宇都宮駅まで送ってくれた北関東ライナー、ありがとうございます!

 

しかし、バスから降りようした瞬間、また雨だった。(爆笑)

ぐったりした私は、足早にホテルに向かったのである。

 

しかし、その夜、ホテルの中で私は思いきった行動に出ることを決意する。

 

私の夏休み珍道中パートⅩに続く・・・。

私の夏休み珍道中~パートⅧ

午後1時過ぎ、私は水戸駅北口近くの官庁街に到着した。 

ここは、小学校や警察本部、県庁の関係施設が立ち並んでいて、近くには新聞社の水戸支局があって、水戸のみならず茨城県の中心地だなと感じることができた。

 

その中でも、気になった写真をいくつか。

 


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↑低区排水搭

 

水戸市の水道供給の基礎となった低区排水搭。

 


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水戸東武館

 

武道会場として使われている水戸東武館、後で調べると剣道部、弓道部、居合道部の練習や試合が行われているそうである。

 

そして、更に歩くこと5分。

目的地の弘道館に着いたのである。

 


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弘道館の入り口

 

弘道館は1841(天保12)年に徳川斉昭が作った藩校(今でいう大学)である。

 


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↑正庁・至善堂

 

弘道館では、学問と武芸の両方が重視されて、それぞれの分野でたくさんの事が教えられていたそうである。

あと「神儒一致」、「考孝一致」、「文武一致」、「学問事業一致」、「治教一致」の方針もあったという。

 

ここまで見ていくと水戸は学問・文化でかなり発展してきたことがわかった。

パンフレットに水戸市は実際に「日本遺産」に3年前の4月に指定されていて、近代日本の教育遺産群〜学ぶ心・礼節の本源と書かれていた。

 

私は先端技術の教育と今までのご先祖様たちが作った教育が融合することが日本教育の復活の鍵になるのかなと感じた。

 

ご先祖様たちが作った教育というのは、私にとっては基礎なんだな、そして今盛んなIT教育は発展というのが私の教育の関係なのかなとも感じた。

 

時間を見れば午後3時過ぎ、水戸歩きもこんな時間になってしまった。

私は、そそくさと水戸駅の南口に歩を進めた。

 

私の夏休み珍道中〜パートⅨに続く・・・。

私の夏休み珍道中〜パートⅦ

偕楽園の後に訪ねたのは、偕楽園から近いところにある、茨城県立歴史館である。

入ってまず目に入ったのが、水海道市の水海道小学校本館である。



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↑水海道小学校本館

 

1881(明治14)年に建築され、1921(大正10)年、校舎移転とともに移築され玄関部が改造された。

 

1958(昭和33)年、茨城県文化財に指定されて、1971(昭和46)年寄贈され、1973(昭和48)年に当初の姿に復元された。

 

次に見た建物は、旧水戸農高本館。
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↑旧水戸農高本館

 

1899(明治32)年から1970(昭和45)年まであった茨城県農業高等学校の建物を復元したものである。

 

公園のように広い歴史館の敷地にはセミがひっきりなしに「ミーン、ミーン」と鳴いていた。

 

そして、本館の中へ、この時は特別展、「見て学ぶ明治」と「幼児・女子教育の先覚者 豊田芙雄」が開催されていて、「見て学ぶ明治」で印象に残っていたのは、明治維新にあった「五ヶ条の御誓文」と合わせて発布された「五傍の掲示」の直筆の板が直接見ることが出来たこと。

後者では、今の幼稚園教育や女子教育を良くすることで日本の教育を発展させたいと思いがあったんやろなと感じとれた。

展示の後、高度経済のくらしで昔テレビで見た高度経済成長同時の車とか炊飯器、ダイヤル式の電話が展示されているのを見た。

 

気がつくとお昼、外へ出てバス停の時刻を見ると12時台のバスがないことがわかり、このまま待つのももったいないから最後の目的地、弘道館まで歩いていくことにした。

 

メインストリートの国道50号から一歩外れた道を時間をかけてゆっくり歩く、普段バタバタ歩いてばかりだから、知らない街をゆっくり歩くのも良いもんだと感じながら歩くこと約1時間。

 

最後の目的地弘道館にたどり着いたのであった。

 

私の夏休み珍道中パートⅧに続く・・・。

 

私の夏休み珍道中〜パートⅥ

水戸のホテルでの朝、雲が多かった。

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↑水戸の朝、建物は病院。

 

朝のバイキングに向かう。

水戸と言えば、納豆だが、納豆も取り放題、食べ放題になっていて、市販(スーパーで売ってある納豆より)、粒が大きいように感じた。

 

味はさすが納豆の本場、粘り気も良く味も美味しい!

 

他のおかずもあったけど、私は納豆ばかりを食べていた。(爆笑)

 

ホテルを朝8時に出て、水戸駅へ。

水戸も鉄道だけでは無く、バス王国だなって感じた。

水戸駅の北口は主に路線バス、南口は高速バスときちんと分けられている。

北口は様々な会社の路線バスが休む間も無く発着を繰り返している。

 


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水戸駅北口のバスターミナル。

 

バスの乗車案内所でフリーきっぷ、「水戸漫遊1日フリーきっぷ」(400円)を購入。

 


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↑水戸漫遊1日フリーきっぷ(表)

 


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↑フリー区間の路線図の裏面

 

通常なら、水戸駅から偕楽園まで片道240円かかるけど、この切符は往復だけで元はとれる。

 

早速、偕楽園直行のバスに乗る。

水戸駅から約10分で偕楽園に到着。


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↑梅のシーズンのみ開くJR偕楽園駅。

 

まず訪ねたのが偕楽園の近くにある常磐神社。


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常磐神社の大鳥居

 

ここは、水戸黄門でおなじみの水戸光圀公と水戸藩9代目の水戸斉昭、江戸時代最後の将軍、徳川慶喜が祀られている。


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常磐神社の境内。

3人は学びを通じて日本の教育を発展させた功績を讃えて祀られている。

 

そして、神社からすぐ近くの夏の偕楽園に入場する。

 


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↑夏の偕楽園

 


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偕楽園から望む千波湖

 

緑いっぱいの穏やかな偕楽園を散策しながら、ふと見ると2階建ての建物を発見。

 


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ここが好文亭と言われる建物で、文人墨客・家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を開いたとされている。

 

好文亭には斉昭の創意工夫が施されていて、調理した料理を運搬する手動式エレベーター

や、見えない部屋を作り警護室を設けたり、眺望を妨げないように回転式雨戸を設置したりもてなしを徹底しているように感じた。

 

私は梅のシーズンには是非行きたいと感じながら、偕楽園を後にするのであった。

 

私の夏休み珍道中パートⅦに続く・・・。

 

 



私の夏休み珍道中〜パートⅤ

中央本線に乗り継いで東京駅に着いた私は、ICカードにチャージを済ませて、ある券を買った。

 


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↑東京駅の駅標

実は、私はグリーン車に乗ったことがなかったので、生まれて初めてグリーン車に乗るために東京駅の7番乗り場、上野東京ライン常磐線乗り場にやってきたのだ。

 

お盆休みだけあって、新幹線や在来線はめちゃくちゃ混んでいる。

待つこと15分、品川方面から青いラインが入った電車が15両編成で入線。

うち2両(4号車と5号車)がグリーン車である。

 



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↑今回座ったグリーン車

 

15時26分、水戸に向けて出発。(東京から取手までは快速電車として運転)

まずは、山手線と並走しながら上野駅へ向かう。

日暮里駅付近で改札が終わり、私は何も考えずにただ風景を楽しんだ。

都心から下町の住宅地に入り、三河島・南千住・そして都心の鉄道の要衝である北千住に停車して東に進路をとる。

 

ここから快速電車らしい走りをして荒川を越えて千葉県に入ると高度経済成長時代に作られたマンションを見かけるようになる。

快速電車は松戸・我孫子・天王台に停車する度に降りていく人たちが多くなる。

 

電車はあっという間に千葉県と茨城県の境目の利根川を越えて、茨城県の最初の停車駅、取手駅に到着。(16時13分)

 

電車は取手から水戸までは各駅停車に変わる。

取手を出発すると関東鉄道ディーゼルカーも水海道へ向けて北へ走り去っていくのを見た。

 

この日は涼しい風が吹いて、暑さも落ち着いて穏やかな田園地帯を走行する。


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↑終点の水戸まで街と写真の田園地帯が交互に続く。

 

佐貫駅で特急電車の通過待ちをして、16時48分土浦に到着。

ここで15両編成の電車のうち、5両を切り離す。土浦からは10両編成に変わる。

 

土浦駅からはグリーン車に乗っているのは私だけになってしまい、ガランとしたグリーン車を撮ってみた。

 


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午後5時を過ぎるとさすがの私も長距離移動で眠たくなってしまい、静かなグリーン車の車内で寝てしまい、気がついたら水戸駅の手前の赤塚駅だった。

 

私は降りる準備をして、17時48分、最終目的地の水戸に到着。

水戸は、常磐線水戸線水郡線と私鉄の鹿島臨海鉄道が集まるターミナル駅で活気に溢れていた。

 



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↑水戸まで運んでくれたE531系(上野東京ライン・品川行きとして引き返す)

 

私は今日の目的達成したので、そそくさと今夜のホテルに向かうのであった。

 

私の夏休み珍道中パートⅥに続く・・・。

 

私の夏休み珍道中〜パートⅣ

2度の事故渋滞にハマったバスも談合坂サービスエリアを過ぎればあと一歩。

 

一瞬、相模湖がある神奈川県を通り、目の前の住宅地が広がれば東京都八王子市に入る。

 

ここから降車扱いに入る。

ただ中央道日野で1人降りた以外はバスタ新宿まである中央道府中、中央道深大寺、中央道三鷹で降りる人がおらず、そのまま高井戸から首都高速に入り、初台ランプでそのまま甲州街道を走り、都心のビル群を眺めつつJR新宿駅が見えてきた。

 

こうして、50分遅れの13時40分、終点のバスタ新宿に到着したのである。

 



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バスタ新宿到着時の「中央ライナー可児号」


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↑終点のバスタ新宿の外観

 

時間が時間なだけにちょっと急ごうと感じた私は、JR新宿駅からJR東京駅へ急いだ。

 

私の夏休み珍道中〜パートⅢ

午前10時25分、諏訪湖サービスエリアを静かに出発したバスは、アルプスの山々を見ながら走っていた西側と打って変わって八ヶ岳小淵沢などの高原地帯をひた走るのだが、諏訪南インターを通過した辺りから、スピードダウン。

 


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↑草原地帯

 

調べてみると追突事故が発生して、渋滞3キロと書いてあった。

どうりで反対車線から、パトカーや救急車が走っていた。

 

ノロノロと停車を繰り返すこと30分。

ようやく渋滞を抜ける、渋滞箇所はパトロールカーしかいなかった。事故処理は終わったようだ。

 

山梨県に入り、高原地帯から双葉サービスエリアを通過して甲府盆地に入る。

本来なら天気が良いと富士山が見えるハズだが見えなかった。

甲府市内を北に見ながら、甲府盆地を横断していく。

そして、中西部から東部・富士五湖の境目となる笹子トンネル(4484m)を通過、山梨県大月市に入る。


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↑写真奥がJR中央東線

 

JR中央東線と並行しながら、バスは東へ進む。

 

そして、40分遅れの12時35分、最後の休憩場所の談合坂サービスエリアに到着した。
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談合坂サービスエリア

 

着いた時はお昼時で賑わっている。

そして、ふと見ると行列が空いているおにぎり屋さんがあって、「ラッキー」と思いながらツナ2つと唐揚げ2つを買ってバスに戻った。

 



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談合坂サービスエリアで買ったおにぎり

 

バスは12時55分、談合坂サービスエリアを静かに出発したのである。

 

私の夏休み珍道中〜パートⅣに続く・・・。